以前から読みたいと思っていたものの、文庫本8巻は結構しんどいかな?と思っていた。
しかし、読んでみると3巻から最後までは、一気に読破。
さすが、司馬遼太郎が40代のすべてを費やした作品だけのことはあった。
この作品、欧米列強の植民地支配を逃れるため、明治時代の急激な近代化が進められ、その結果として日清・日露戦争を戦い抜くことが出来たという、栄光の歴史が小説となっている。
その一方で、栄光の影には、その後の日本の問題が潜んでいることも司馬遼太郎はしっかりと推測しているところが素晴らしい。
今の日本も、戦後復興で急激な近代化が進んだものの、またその影となるバブル崩壊や政治腐敗が起こっているような気がしてならない。
会社も、社会の縮図で、光りあれば影がでるのは当然ということだろう。
私は、新年度新たな職場で仕事を始めることとなった。
小説の規模とは比較にならないが、ぜひ私にも、坂の上の雲を見つけだし、つかみ取れるよう努力していきたいと思う。
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